最新の活動

活動の例

ふくしま絵本プロジェクト
について

福島では、2011年に地震・津波・原発事故という複合災害に見舞われました。福島県は浜通り・中通 り ・会津という3つの地域に分けられますが、特に震災の影響を大きく受けた浜通りでは、住⺠避難によ る家族やコミュニティの分離、 人口減少が進みました。中通りでも自主避難による世帯分離がありまし た。各地域に生きる子どもたちは少なからず震災の影響を受けており、 福島県人としてのアイデンティ ティーを確立するうえで、震災を知る・学ぶ・考えることは大切です。その機会を提供するとともに、 彼 ら自身が新たな語り部として次の世代へ伝える役目を果たせるよう支援することが目的です。また、県外 の方々にも福島の現状を知り、 自身の生活に役立てていただけるようなプログラムを提供いたします。

活動の目的

  • 朗読会の参加者が、福島での出来事を自分ごと化し、考え、自分なりの視点で発信できる力をつけること
  • 自ら他者(家族・友人・学校関係者・所属団体関係者)へ「福島で起こったこと」を人に伝える力をつけること
  • 震災を直接知らなくとも伝え続ける意味を理解し、日々の生活に震災の教訓を生かすことができるよう促 すこと
  • 絵本を通じた人的交流を地域社会へ波及させ、地域の活性化に寄与すること
  • 地域と地域、人と人をつなぎ、新たな交流や価値を生み出す人材を育成する契機とすること

ワークショップ

東日本大震災の記憶や教訓の伝承のため、絵本『ふくしまからのメッセージ』を使用した朗読会を実施します。朗読会の後に実施するワークショップで、 震災当時にどんなことがあったのかを考え想像してもらうことで、時間の経過に伴う関心の低下や風化を防止しします。

例1

次世代へのワークショップ

震災を知らない世代へ伝えることの大切さを考える。

例2

防災のワークショップ

防災士資格保有者から防災についての話を聞き、自分でできることを考える。

例3

福島の課題を考える
ワークショップ

福島の現状を知り、自分ごととして課題を考える

ワークショップ風景
絵本の朗読を通して福島の実情を知る
震災に関連した社会課題を学び・考える
震災時の保育者の心得を考える

使用する絵本

絵本の表紙絵

『ふくしまからのメッセージ』

A Message from Fukushima